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決算サマリー

ジーネクスト Q2QoQにて増収増益ストック売上が順調に成長中

2024.11.18

4179

証券コード

話題になったG-NEXT新体制で再出発した決算第一弾を分析してみました
それでは詳細を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20253月期第2四半期決算内容

  • 02.

    YoYにて減収減益もストック型売上への重点移行は進捗中

  • 03.

    各主要KPIの進捗

  • 04.

    決算のトピック①

  • 05.

    決算のトピック②

  • 06.

    通期業績予想に対する進捗

  • 07.

    個人投資家向け質問集

  • 08.

    決算のまとめ

20253月期第2四半期決算内容

●売上高はYoY1.8%減の254百万円営業利益は△99百万円と前年同水準での着地となりYoYにて減収減益もQoQでは増収増益となった
●クラウド月次累計売上成長率はYoY15.4%と引き続き成長しクラウド売上比率は79.6%とストック型への重点移行が継続して進んでいる
●当社の新規事業であるSRM Design Lab案件はYoY40.17%の成長率となっておりDiscoveriez AIが順調に事業化している
●解約率0.21%というDiscoveriez事業における高い顧客満足度の実現

YoYにて減収減益もストック型売上への重点移行は進捗中

●第2四半期は9月中旬の2回に渡る臨時株主総会が開催され経営体制確定に時間を要してしまったもののYoYでの比較においてあと一歩ではあったものの減収減益にて着地した
●売上高においてはDiscoveriezのストック売上の継続的な積み上がりが貢献しYoY98.2%の進捗と前年超えまであと1歩での着地した
●クライアントの課題解決プログラムSRM Design LabYoY+40.17%の進捗と好調に推移した
QoQ比でいくと売上高は122.1%成長営業利益ベースでも57.88%の改善傾向にある

各主要KPIの進捗

●ストック売上高YoY+10.8%201百万円で着地した
●ストック売上が継続して伸長しておりフロー売上は既存改修案件の納期ズレ2/4.7百万円や当社での一連の騒動や与信リスクによる受注済案件の失注1/13百万円等のハードルはあったものの売上高のYoYは約4.7百万円減収の254百万円にて着地した
●フロー型からストック型への移行は当社の現況を踏まえても順調に継続している

●クラウド累計MRRは新規案件に係る月次ライセンス料の積み上がりにより YoY+15.4%と継続して成長している
●新規獲得済案件により月次ライセンス料が計画通り積み上がる予定

決算のトピック①

SRM Design LabYoY約+40.17が順調に事業化しておりDiscoveriez以外の収益柱としてQ3以降の成果として創出中となっている
●コスト効率化施策により販管費率が継続改善しておりSRM Design Lab案件Q2時点:YoY約+40.17%や受注済案件の導入が進み期末に数字が積み上がる予定となっている

決算のトピック②

Discoveriez AIを正式ローンチし生成AI活用した業務効率化顧客データ分析精度向上などのニーズは当社には追い風の市場環境になっており上流領域での戦略企画策定支援案件が業界/業種や新規既存クライアントを問わず引き合いが増加案件化も進んでお 3Qより効果検証を開始しております
●また当社で従前より提供しておりました音声認識ツールBizVoiceDiscoveriez AI 20251月よりVersion UP移行予定としており従前からご利用いただいておりましたクライアントにも今まで以上の付加価値の提供を行います

通期業績予想に対する進捗

●通期業績予想としては売上高610670百万円営業利益△140100百万円とレンジで提示しており
2Q時点の売上高達成進捗率は39.1650百万円想定となっている当社は例年下期偏重傾向にある為例年通りの推移で伸長している
●第2四半期会計期間単体で対前年比較をすると売上高は137,978千円YoY11.2%営業損失は38,172千円YoY58%42%の縮小を実現の増収増益となり業績改善施策の効果が徐々に現れてきている

個人投資家向け質問集

今回の一連の騒動や継続企業の前提に関する注記を記載したことにより不安感が高まり失注した案件はございますしかし引き続き日本を代表する大手企業様の案件も獲得できておりまたDiscoveriez AISRM Design Labについても事業化が順調に進んでおります事業領域も拡大していると感じており今後も成長が見込まれると考えております

コストマネジメント施策が順調に進捗した結果販管費率は前年同期比で9.16%改善金額では13.6%削減することができましたこれは不採算サービスの撤退終了による削減さらにオペレーション効率化及び最適配置の実施により人件費や業務委託費が減少したことが主な要因です

経営リソース体制コスト構造の改善による選択と集中を実行し不採算案件対策や撤退による既存事業の収益力の強化Discoveriezの品質改善新規事業領域SRM Design LabDiscoveriez AIへの投資促進及び人材採用組織再整備を推進することで収益改善に向けた取り組みを進めております
上記以外の一例としては以下
成長戦略実現に向けた赤字サービスの停止撤退
既存不採算案件対策の遂行
オペレーション効率化原価管理の強化
利用シーン拡大に向けたマーケティング施策の強化継続パートナーとの連携推進事業提携加速

決算のまとめ

情報提供:株式会社ジーネクスト
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

前年比の業績まであと一歩の状況の減収減益にて着地したものの2Qの初めより新経営執行体制のメンバーを中心にマーケット開拓およびコストマネジメントの両面において前期の体制時よりも抜本的に見直しを実施中
Discoveriezのストック売上だけでなくSRM Design Lab/Discoveriez AIが新たな収益源として成長中
固定費の削減も効果が継続してきており旧来型サービスCRMotionを中心とした不採算案件の終了を決定し可価格改訂施策やDiscoveriezへのクラウド移行を実行来期以降に9,000万円以上の収益増を見込む予定

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