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20249月期通期決算を解説
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決算サマリー

中長期経営方針を発表業容拡大を本格化する2ndステージがスタート

2024.11.15

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証券コード

ヒューマンクリエイションホールディングスが111420249月期通期決算202310月〜20249を発表しましたそれでは決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20249月期通期決算内容

  • 02.

    戦略領域SES共に前期比では増加計画比では未達

  • 03.

    SES人員数の拡充効果が表れ2479月期の全社の増収率は前年同期比18.6%

  • 04.

    中期経営計画をリバイスし中長期経営方針へリバイス27/9期は売上高12,000百万円へ

  • 05.

    自己資本比率≦40.0%の財務資本戦略を追加中長期的目線でEPSROE重視

  • 06.

    自己資本比率が直近 2 四半期は自己資本比率 40.0%を超過

  • 07.

    来期の業績予想

  • 08.

    個人投資家向け質問集1/2

  • 09.

    個人投資家向け質問集2/2

  • 010.

    決算まとめ

20249月期通期決算内容

24/9期通期の売上高においては7,165百万円前期比+10.5%計画比-8.0%EBITDA759百万円前期比-7.3%計画比-9.5%EPS246.23前期比-7.0%計画比-8.0%となりました

戦略領域SES共に前期比では増加計画比では未達

戦略領域の売上高は2,190百万円前期比+4.2%となりました四半期毎の推移では成長回帰をしているものの期初計画を13.0%下回る結果となりました

SESにつきましてはSES人員数の拡大により売上高が4,975百万円前期比+13.5%計画比-5.5%となりました人員採用は計画通り進みましたが本格稼働までのタイムラグが想定以上にあったため期初計画を-5.5%下回る結果となりました

SES人員数の拡充効果が表れ2479月期の全社の増収率は前年同期比18.6%

SES人員数の拡大からSES売上高が前年同期比18.6%増の1,328百万円となった点が全社業績を牽引しました増収率は1Q(231012月期)の同9.6%増から2Qの同11.3%3Qの同14.0%4Qの同18.6%増と逓増傾向にあります

中期経営計画をリバイスし中長期経営方針へリバイス27/9期は売上高12,000百万円へ

これまでは中期経営計画として26/9期に売上高11,000百万円EBITDA1,225百万円の達成を目標としていましたが30/9期を最終年度とする6ヵ年の中長期経営方針にリバイスしました
2ndステージ最終年度にあたる27/9期は売上高12,000百万円を実現いたします戦略領域の成長を重視し売上高は5,000百万円249月期比+128.4%としうち3,000百万円をM&Aによる効果と想定しております3rdステージは投資回収とシナジー創出に重きを置き最終年度である30/9期にEPS1,000百万円24/9期比4.0ROE30%を超える水準にこだわります

自己資本比率≦40.0%の財務資本戦略を追加中長期的目線でEPSROE重視

財務資本戦略を一部見直し従来掲げていた株主還元方針に加え自己資本比率≦40.0%とする新基 本方針を追加を発表これは①資金効率の良化と②株主の期待に応え続けることを目的にM&A 含む再投資に従来以上にコミットすると共に仮に充分な再投資機会に恵まれず4 四半期連続で自己資本 比率が 40.0%を超過することが見込まれる場合には40.0%を超過する自己資本を原資に資金を追加的な株主還 自己株式取得等を含むに振り向けることを意味します

“新”中長期経営方針と”新”財務資本戦略のもと資金効率よく創出キャッシュを再投資または株主還元に 振り向け続けることで中長期目線に立ちEPS ROE にこだわり1 株あたりの価値最大化に向け邁進してま いりますまたこの一環として同日に自己株式 140,000 発行済み株式に対する割合: 7.27%の消却と 株式分割1:2の実施を発表しております

自己資本比率が直近 2 四半期は自己資本比率 40.0%を超過

大前提として持続的成長に向けた再投資を優先する方針ですが①資金効率の良化と②株主の期待に応え るため仮に充分な投資機会M&A等に恵まれず4 四半期連続で自己資本比率が 40%を超過することが見 込まれる場合には40%を超過する自己資本を原資に追加的な株主還元自己株式取得等を含むを実施するこ とで随時資本構成の適正化を図ることと致しましたなお直近 2 四半期は自己資本比率 40.0%を超過24 6 月末は 41.3% 9 月末は 44.8%しており25 3 月末までの 2 四半期以内に資本構成の適正化が必要な 状況にあります

来期の業績予想

20259月期の売上高は前期比+20.1%8,606百万円EBITDAは前期比+1.9%の773百万円を計画しています戦略領域につきましてはアップセルクロスセルを推進し事業子会社間のシナジー創出とM&Aの検討を進めていきますSESは人員増強を通じて稼働人員の拡大と安定した稼働率を確保していきます販管費は採用管理費の増額や管理体制の強化により前期比で増加する見込みです

個人投資家向け質問集1/2

20249月期は戦略領域の未達幅が大きかったためギアの入れ替えが必要と判断しました20309月期を最終年度とする6ヶ年の中長期経営方針にリバイスしました20279月期までの2ndステージではM&Aを含む積極投資により規模の拡大と事業構造の転換を図ります戦略領域の成長を重視し売上高目標12,000百万円のうち5,000百万円を目標とします3rdステージは投資回収とシナジー創出に重きを置いてEPS1,000円とROE30%長にこだわっていきます

個人投資家向け質問集2/2

前提として成長のためのM&A等の投資を優先するものの投資ができなかった場合には投資資金を株主還元に使うという方針になります年間を通じて自己資本比率が40%を超える分を自己株式の取得資金にあて1株当たりの利益や還元水準にコミットする形で株主の皆様の期待にお応えする方針です

決算まとめ

情報提供:株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

中長期経営方針が新たに発表されました2ndステージはM&Aなどを通じた事業規模の拡大に注力し3rdステージでは収益性を重視するスタンスを明確にしていますこれまでのM&Aの実績を踏まえた今後の事業拡大に注目です

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