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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
今後の資本政策に注目です
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IRインタビュー

ピクスタ成長投資と利益拡大の両立が可能となり株主還元も実施

2022.02.28

3416

証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。順調な決算でしたね。

    ティッカーくん
  • 売上高は過去最高となりました。

    IR担当者
  • 自社株買いに至った背景についても詳しく教えてください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

    IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    自社株買いに至った背景は?

  • Q3

    ⼀部広告予算の未使⽤はfotowa事業?また今後のfotowa事業の方針については?

  • Q4

    fotowa事業は来期の売上が想定通り伸びなかった場合追加の投資は?

  • Q5

    Snapmart事業のアンバサダープランを加速させる施策などは?

  • Q6

    説明資料記載の各事業市場規模と各セグメントの売上ギャップを埋めるにはなにが必要?

  • Q7

    コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが社内の雰囲気など変化は?

  • Q8

    なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

今回の決算発表のポイントを教えてください

202112月期決算及び202212月期予想で成長投資と利益拡大の両立を行うという点です

 

上場して6年以上経っていますがこれまでは新規事業や海外展開M&Aなどの成長投資へ注力していたため利益を積み上げることができていませんでした現在は主力のピクスタ事業からの利益創出があり全体としては利益を拡大しながら十分な成長投資ができる状況になってきたためはっきりと意思表示をしました

自社株買いに至った背景は?

現預金が結構積み上がっていた部分と利益を積み上げていけるというところから株主還元をこのタイミングで行いたいと考えました長期で期待していただいている株主にこれまで期待に応えられなかった分も含めてという思いもあります

経営陣として今の企業価値が自分たちが想定している価値に比べて低いと考えているためそれをメッセージとして発信するという意味も込め還元の手段として自社株買いを選びました

⼀部広告予算の未使⽤はfotowa事業?また今後のfotowa事業の方針については?

最大手の子供写真スタジオと比べると認知度はかなりの差があります大手スタジオほどの認知度になりますと事業規模は数百億円になりますが10%~20%程度でも数十億円の事業規模になりますのでまずはそこを目指します
去年始めたインフルエンサーによるSNSを活用したものが費用対効果も良かったので今後拡大していく方針です

fotowa事業は来期の売上が想定通り伸びなかった場合追加の投資は?

基本的には投資は十分なものを計画していますのでこれ以上増やしても効率が悪くなる可能性が高いため追加投資は考えていません

単に投資を増やすよりも戦略やプロダクトの改善に変化を起こす可能性はあります

Snapmart事業のアンバサダープランを加速させる施策などは?

現在既に他社と協業しているケースがありコンサルや違うソリューションを提供している企業でアンバサダーサービスと類似のものがない企業との協業などは今後も推進していきますまた現在はトライアルで動画撮影も行っています

説明資料記載の各事業市場規模と各セグメントの売上ギャップを埋めるにはなにが必要?

ピクスタは知名度やシェアは高くなってきていますが報道写真やスポーツ写真など参入できていない未開拓部分がギャップとしてあります参入障壁もあるため展開するとしても時期を見ながらの判断になります

fotowaは認知度やサービスそのものをブラッシュアップする必要があり取り組まなければいけないことがたくさんあります

PIXTAオンデマンドはまだ1年半しか経っておらずプロダクトマーケットフィットの段階ではありますが510年で1020%のシェアは取っていけると思っています

SNS広告市場もまだこれからの段階です

コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが社内の雰囲気など変化は?

すぐにフルリモートにしてオフィスも縮小しましたがすでに20人ほど社員が地方移住しているという点が大きな変化です仕事の進め方としては元々チャットツールやクラウド環境を使用していたので影響は少ないです

リアルでのつながりが薄くなり一人一人の仕事のプロセスが見えにくくなっている状況で各個人が自立的にプロフェッショナル意識をもって仕事を進める必要が出てきたことも大きな変化だと思います

なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

現在の3つある主力事業に加えPIXTAオンデマンドが立ち上がっていますピクスタ以外の事業は割合として小さく見えるかもしれませんがかなり大きく成長できる手ごたえを持っています数年後に実現できれば売上利益ともに違うステージになりますので期待していただきたいです

情報提供:ピクスタ株式会社
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

資本政策の考え方や株主に対する思いが分かるインタビューでした既存ビジネス以外の新規事業にも期待したいです

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