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決算サマリー

カオナビQ3決算増収増益の決算実績を踏まえ通期業績予想を修正

2024.02.18

4435

証券コード

カオナビは21420243月期第3四半期決算20234月〜202312を発表しましたそれでは決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20243月期第3四半期決算内容

  • 02.

    売上高調整後営業利益共に順調に増加

  • 03.

    各種KPIの進捗

  • 04.

    解約率は低水準で推移

  • 05.

    ワークスタイルテック社を子会社化

  • 06.

    新サービスをリリース

  • 07.

    通期業績予想を上方修正

  • 08.

    通期業績予想に対する進捗

  • 09.

    個人投資家向け質問集

  • 010.

    決算のまとめ

20243月期第3四半期決算内容

売上高はYoY27.5%増の5,531百万円調整後営業利益はYoY68.5%増の600百万円となった

売上高調整後営業利益共に順調に増加

ストック収益が大半の安定性の高いビジネスモデルのため売上高は継続的な増収を達成している収益性の向上により調整後営業利益もYoYで堅調に増加している

各種KPIの進捗

ARRは持続的かつ安定的に成長しYoY28.6%増の7,624百万円となった

利用企業数は着実に増加しYoY21.3%増の3,492社となった

ARPU大企業など従業員数の多い顧客の増加を受けてYoY6.0%増の182千円となった

解約率は低水準で推移

プロダクトの機能強化とカスタマーサクセスの取り組みにより解約率は0.46%と低水準で推移している

ワークスタイルテック社を子会社化

中期経営方針で掲げる人材データプラットフォームの拡大に向けクラウド労務管理システムWelcomeHRを提供するワークスタイルテック社を子会社化し労務管理機能を追加する20253月期より損益計算書の連結を開始する

新サービスをリリース

上場企業の人的資本開示情報を一覧化した人的資本データnavi β版をリリース2,300社以上の開示情報を確認することができ自社との比較や目標値の検討に活用できる

通期業績予想を上方修正

KPIの堅調な推移等を受けて売上高と売上総利益を上方修正した
一方で来期以降の成長に向けて投資計画の見直し等を実施した結果調整後営業利益は当初予想のレンジ内にて着地する見通しとなった

通期業績予想に対する進捗

3四半期までの業績を踏まえ通期業績予想を修正
修正後の業績予想に対し売上高は72.8%調整後営業利益は78.5%の進捗となっている

個人投資家向け質問集

当社は人材データベースを軸にこれまで人材配置人事評価人材教育など様々な機能を提供してきました中期経営方針では人材データプラットフォームの拡大を掲げておりワークスタイルテック社の子会社化を通じて労務管理機能を新たに追加しプラットフォームの付加価値を高めることで事業競争力の強化を目指します
またワークスタイルテック社は非正規雇用市場にもフィットしたサービス設計に強みがあり当社が事業展開していない非正規雇用市場に対するタッチポイントの獲得にも繋がります

将来の成長に向けた投資をさらに拡大することが理由です
継続的にプロダクト開発を強化し新規顧客獲得に向けたマーケティング投資を拡大することで短期的な利益ではなく中長期的な利益成長を実現していきたいと考えており将来に向けた成長投資を重視しました

決算のまとめ

情報提供:株式会社カオナビ
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

開発ロードマップに沿ってプロダクト強化を推進しARRが安定的に成長していますワークスタイルテック社の子会社化や新サービスのリリースを通じて今後は新たな顧客層の獲得も期待できます

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