フェイスネットワークは5月23日、2023年3月期通期決算(2022年4月〜2023年3月)を発表しました。決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年3月期通期決算内容
02.
YoYにて大幅増収増益を達成
03.
不動産投資支援事業は利益率が大幅改善
04.
不動産マネジメント事業は管理戸数の増加により堅調に推移
05.
配当性向35%を目標に大幅増配
06.
Hash DasH Holdingsと資本提携
07.
岩本組を子会社化
08.
FY2024も大幅増収増益を計画
09.
フェイスネットワークQ4決算まとめ
2023年3月期通期決算内容
フェイスネットワークは2023年5月23日、2023年3月期通期決算を発表した。売上高はYoYにて23.2%増の209.68億円、営業利益は43.1%増の25.18億円となった。
YoYにて大幅増収増益を達成
売上高は209.68億円と過去最高実績を達成。高付加価値商品の需要が高まる中、デザイン性と居住性を両立させる設計技術と、高度な施工能力によって具現化される開発物件が高く評価されたことが要因となった。営業利益はYoYにて43.1%の大幅増益となり、2期連続で過去最高実績を更新している。
不動産投資支援事業は利益率が大幅改善
主要事業となる不動産投資支援事業は平均販売単価が7.1億円となり、YoYにて24.6%の上昇。不動産商品は16件、建築商品は21件の販売となり、売上高・セグメント利益共にYoYにて増収増益となった。
不動産マネジメント事業は管理戸数の増加により堅調に推移
不動産マネジメント事業も売上高・セグメント利益共に増収増益となった。管理戸数の増加が実績好調の主な要因となっている。
配当性向35%を目標に大幅増配
業績に応じた配当による直接的な株主還元へ集約することとし、株主優待制度を廃止。2023年3月期の配当は前期実績の37円から84円(株式分割前)へ増配した。配当性向35%を目標に掲げている。
Hash DasH Holdingsと資本提携
フェイスネットワークはHash DasH Holdings株式会社との資本提携契約を締結した。Hash DasH Holdingsは自社開発のデジタル証券発行プラットフォームを構築する金融持株会社であり、今後市場の成長が見込まれるSTの商品化を推進している。
岩本組を子会社化
フェイスネットワークは株式会社岩本組を子会社化した。岩本組は1933年の創業以来、90年の歴史を有し、施工技術で高い評価を得ている。この子会社化により、物件開発力の強化を図る。
FY2024も大幅増収増益を計画
FY2024は売上高は28.8%増収の270億円、営業利益は31.1%増益の33億円を計画。
フェイスネットワークQ4決算まとめ
情報提供:株式会社フェイスネットワーク
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