本日はよろしくお願いします。
ティッカーくん
よろしくお願いします。
今回の決算のポイントや現在の取り組み状況など、詳しくお聞かせください。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
今期の販売予定物件は38件と前四半期から据え置きですが、期ズレの懸念はございませんでしょうか。
Q3
物件販売予定価格について、業績予想を策定された段階から足元の見込み販売価格に変動があれば、外部要因・内部要因それぞれご解説いただけないでしょうか。
Q4
城南ファンドに3物件売却予定ということですが、こちら今期の業績予想には織り込み済でしょうか。
Q5
開発中のプロジェクト数は前四半期から変動ない一方で、BSに計上されている販売用不動産及び仕掛販売用不動産は着実に増加しているのですが、こちらはプロジェクト化以前の物件仕込みが進められている理解でよろしいでしょうか。
Q6
今回売却予定の城南ファンドを始め、私募ファンドへの物件売却を推進など出口戦略を多様化する方針ということですが、業績面ではどのような影響が期待されるのでしょうか。
Q7
仮に業績予想がずれた場合においても配当金額を維持する方針なのか、それとも配当性向を維持して業績予想に連動して配当金額も増減する方針なのかどちらでしょうか。
Q8
物件仕入増加に伴い有利子負債も大幅に増加していますが、現状の財務状況から勘案すると有利子負債の調達余力(借入余力)はどの程度とお考えでしょうか。
Q9
四半期の業績変動が大きいビジネスであることは理解していますが、今後四半期変動を標準化するための取り組みなどはご検討されているのでしょうか。
Q10
最後に、個人投資家向けにメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
2024年3月期第3四半期は不動産商品3件、建築商品5件の販売となり、売上高は70億9百万円、営業損失が6億47百万円となりました。前年同期の個別決算と比較して売上高・営業利益ともに減収減益となっておりますが、これは物件の竣工・販売時期が大きく影響しております。当社業績は売上・利益が4Qに偏重する傾向にあり、特に今期はその傾向が顕著になっています。用地仕入・物件開発は堅調に進捗しており、棚卸資産は100億円超の積み増しが出来ておりますので、概ね計画通り進捗しています。なお、株式会社岩本組の子会社化に伴い、当第3四半期よりP/Lの連結決算取り込みを開始いたしましたので、前年同期との比較は参考数値となります。
今期の販売予定物件は38件と前四半期から据え置きですが、期ズレの懸念はございませんでしょうか。
物件開発は順調に進捗しており、販売に関しては期ズレが発生しないよう取り組んでおります。
物件販売予定価格について、業績予想を策定された段階から足元の見込み販売価格に変動があれば、外部要因・内部要因それぞれご解説いただけないでしょうか。
計画段階での販売予定価格から大きな変動はございません。
城南ファンドに3物件売却予定ということですが、こちら今期の業績予想には織り込み済でしょうか。
はい、今期業績予想に織り込んでおります。
開発中のプロジェクト数は前四半期から変動ない一方で、BSに計上されている販売用不動産及び仕掛販売用不動産は着実に増加しているのですが、こちらはプロジェクト化以前の物件仕込みが進められている理解でよろしいでしょうか。
プロジェクト数は変わっておりませんが、竣工してリストから落とした物件と新たに追加された物件があり、中身が変わっております。BSへの計上は引渡前の完成物件が増加したこと等によります。
今回売却予定の城南ファンドを始め、私募ファンドへの物件売却を推進など出口戦略を多様化する方針ということですが、業績面ではどのような影響が期待されるのでしょうか。
出口化戦略を多様化することで、売却先が決まらないリスクが軽減され、業績の安定化が見込めます。
仮に業績予想がずれた場合においても配当金額を維持する方針なのか、それとも配当性向を維持して業績予想に連動して配当金額も増減する方針なのかどちらでしょうか。
現時点で業績予想がブレを想定しておりませんので、配当金額の増減は想定しておりません。
物件仕入増加に伴い有利子負債も大幅に増加していますが、現状の財務状況から勘案すると有利子負債の調達余力(借入余力)はどの程度とお考えでしょうか。
確かに有利子負債は増加しておりますが、第4四半期の物件売却が進むことにより返済が進むこともあり、現時点でまだ調達余力はあると考えております。
四半期の業績変動が大きいビジネスであることは理解していますが、今後四半期変動を標準化するための取り組みなどはご検討されているのでしょうか。
四半期毎の業績の変動は当社といたしましても課題と認識しております。一方で不動産業界の特性として、第4四半期への取引偏重の傾向がございますので、業績や商習慣への影響を踏まえながら解決に向けた適切な政策を検討してまいります。
最後に、個人投資家向けにメッセージをお願いします。
2024年3月期第3四半期は、大幅な減収減益となっておりますが、物件開発や営業活動は順調に進められており、概ね計画通りの進捗となっております。通期業績予想の達成に向けて全社一丸となって取り組んでおりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
情報提供:株式会社フェイスネットワーク
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