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ボラティリティの意味や基準活用方法を解説
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投資の知識

株のボラティリティとは?基準や意味活用方法を解説

2022.11.24

証券コード

ボラティリティとは価格変動率を示す指標です値動きの激しさを表し金融商品のリスクを測る際に使われます


値動きが激しい銘柄はボラティリティが高くなり値動きが少ない銘柄はボラティリティが低くなります

銘柄選びには値動きの度合いを知ることが重要です

ボラティリティの基準や意味活用方法を理解し自分の投資スタイルに合った銘柄を探してみましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    ボラティリティとは

  • 02.

    株式投資のボラティリティの基準は?

  • 03.

    ボラティリティの2つの種類

  • 04.

    ボラティリティが高い銘柄の特徴

  • 05.

    ボラティリティが低い銘柄の特徴

  • 06.

    時間帯によってもボラティリティは変わる

  • 07.

    ボラティリティを株式投資に活かす方法

  • 08.

    ボラティリティ以外の指標も含めて総合的な投資判断を

ボラティリティとは

ボラティリティとは価格の変動率のことで基本的にで表されます

 

急騰と急落を繰り返す相場ではボラティリティは1020%と高くなっていき値動きがあまりない相場ではボラティリティは0%に近づいていきます

 

ボラティリティが高い場合はハイリスクハイリターンボラティリティが低い場合はローリスクローリターンであると言えるため投資先を選ぶ際はボラティリティも確認するようにしましょう

株式投資のボラティリティの基準は?

株式投資のボラティリティの基準は510です

 

ボラティリティが5%以下の銘柄は値動きが落ち着いており5%を超えてくる場合には値動きが活発化していると判断できます

 

10%を超えている銘柄は急騰急落が起きていると考えられ決算発表や利上げなどさまざまな要因が引き金になっています

 

ただしボラティリティ5%や10%は目安にすぎずすべての銘柄をこの数値に当てはめることはできません

 

例えば株価が低い銘柄では値幅が小さくてもボラティリティは高くなります

 

株価100円の銘柄が10円値上がりするのと株価1,000円の銘柄が10円値上がりするのとでは値幅は同じでもボラティリティは異なります

 

株価が低い銘柄の場合はボラティリティが高くなりやすいので過去のボラティリティと比べてみましょう

ボラティリティの2つの種類

ボラティリティにはヒストリカルボラティリティHVインプライドボラティリティIV2種類あります

 

それぞれの違いを見ていきましょう

ヒストリカルボラティリティHV

ヒストリカルボラティリティHV過去の価格変動率を元にして計算される指標です

 

過去と現在の値動きを比較しリスクの判断をする場合に用いられます

 

急騰急落が起こればHVは高くなり値動きが一定であればHVは低くなります

 

ここで間違えやすいのが値動きの大きさと値動きの激しさの違いですHVは値動きが激しい場合に高くなります

 

例えば株価が10円ずつ5日間かけて50円上昇するのと1時間で50円上昇するのではHVは変わってきます

 

どちらもトータルの値動きの大きさは同じですが値動きの激しさは比べものになりません

 

結果として5日間かけて上昇した方のHVは低く1時間で上昇した方のHVは高くなります

インプライドボラティリティ(IV)

インプライドボラティリティIVオプション価格から逆算された指標で予想変動率とも呼ばれています

 

IVには投資家の期待や人気不安感などが反映されており将来のボラティリティが表されています

 

数値が高いほどリスクも高く20%未満だと相場は安定していますが30%以上になると相場が荒れているため注意が必要です

 

ちなみに日経225オプションのIVにおいて過去にはコロナショックで約80%東日本大震災で50%超リーマンショックで90%超を記録しています

 

投資家の中には過去のデータをもとにしたHVより未来のボラティリティを表しているIVを重視している人も多いようです

ボラティリティが高い銘柄の特徴

ボラティリティが高い銘柄は変動する値幅が大きいため短期間で大きな利益を狙えるのが特徴です

 

特に上場してから日が浅い銘柄小型株はボラティリティが高くなりやすい傾向にあります

 

うまくいけば数週間~数カ月で株価が2倍以上になる可能性も秘めています

 

ただし思惑とは逆方向へ株価が動いた場合大きな損失を招く危険性もあることを忘れてはいけません

 

ボラティリティが高い銘柄はその値動きの激しさから購入や売却のタイミングが難しくハイリスクハイリターンであると言えます

ボラティリティが低い銘柄の特徴

ボラティリティが低い銘柄は変動する値幅が小さいため株価が安定している傾向にあります

 

業績が安定している大型株や景気に左右されにくいディフェンス銘柄の中にはボラティリティが低い銘柄が多いです

 

ボラティリティが低い銘柄は短期間で大きな利益を狙うには不向きですが株式市場が下落する局面でも大幅に下がるリスクが低く損も出にくい傾向にあります

 

中長期での運用に向いていると言えるでしょう

時間帯によってもボラティリティは変わる

ボラティリティが高くなりやすいのは株式市場の取引開始直後から1時間くらいです

 

前日の取引終了後に発表された決算や経済情勢為替などを材料にして午前9時の取引開始直後から投資家がこぞって注文を出します

 

そのため10時ごろまで売り買いの注文が飛び交い値動きが激しくなることでボラティリティが高くなるのです

 

ボラティリティの高い銘柄に投資したい場合は午前9時〜10を狙うのがおすすめです

ボラティリティを株式投資に活かす方法

ボラティリティを株式投資に活かすことで大きな利益が生まれます

 

では一体どのように投資にボラティリティを活かせばいいのか活用方法を見ていきましょう

短期投資の銘柄選びの基準として

短期投資の場合ボラティリティが低いと利益を出すことが難しくなります

 

特に1日で取引を終了させるデイトレードや数秒や数分以内の超短期で売買を繰り返すスキャルピングではボラティリティが結果を左右します

 

ボラティリティが低い場合売買チャンスすらつかめずに終わってしまうことも少なくありません

 

そのため短期投資の銘柄を選ぶ際はボラティリティの高さが基準となります



ボラティリティが高い銘柄は予想通りの方向にも予想外の方向にも大きく株価が動くためハイリスクハイリターンです

 

激しい値動きに慣れていない初心者はボラティリティが高い銘柄に手を出すのは危険かもしれません

長期投資のリスク判断として

長期投資ではどの程度のリスクをとりどれくらいのリターンを目指すかをあらかじめ考えておくことが必要です

 

目標とするリターンに対して将来的にどの程度の上振れ下振れが起きるかを判断するための材料としてボラティリティを使うことができます

 

長期投資だからといってやはりそれなりのリターンは欲しいものです

 

しかしボラティリティが低い銘柄ばかりに投資したのではリターンが少なすぎるという問題点も

 

ボラティリティが低い銘柄をメインにしつつボラティリティが高い銘柄も混ぜて投資することでリターンを狙いつつも安全性の高い投資ができるでしょう

相場のトレンドを図る指標として

ボラティリティを見ると相場のトレンドを図ることができます

 

ボラティリティが低い相場は一定の範囲内で小さな値動きをしています

 

このような小さな値動きを維持している間はエネルギーを蓄えているため一定の範囲を超えたときには大きな値動きが起こるのです

 

ボラティリティが低い期間が長いほどトレンドを作ったときの値動きは大きくなる傾向にあります

 

ボラティリティにはトレンドをいち早く見つけて投資の準備をしておくという活用方法もあるのです

ボラティリティ以外の指標も含めて総合的な投資判断を

ボラティリティは価格変動の大きさがわかる指標であり株価の方向性などを判断することはできません

 

ボラティリティの大きさがわかってもそれだけで投資先を決めるのは危険他の指標も含めた総合的な投資判断をする必要があります

 

またボラティリティは大型株小型株上場したばかりなのか等によっても基準となる数値が異なるため銘柄ごとの分析も不可欠です

情報提供:株のボラティリティとは?基準や意味活用方法を解説
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

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