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IRインタビュー

アイリッジQ4決算過去最高の営業利益を更新その背景は?

2023.05.18

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証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。営業利益が過去最高益を更新しましたね。

    ティッカーくん
  • よろしくお願いします。フィンテック事業の大幅成長が大きかったです。

  • フィンテック事業の大幅成長の要因や来期以降の取組みなど、詳しくお聞かせください。

    ティッカーくん
  • はい。よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    粗利が改善した外注費が想定よりも低減された背景を教えてください

  • Q3

    オンラインマーケティングの売上高が伸びている理由を教えてください

  • Q4

    フィンテック事業の売上構成比が伸びると原価率が低くなるとのことですがどの程度違いがありますか

  • Q5

    オフラインマーケティングで行われている利益率改善の取組みがどのようなものか教えてください

  • Q6

    MoneyEasyの引き合いは今期も変わらず多そうですかどの程度続くと見ていますか

  • Q7

    OMO事業は成長投資を拡大とありますがこの領域の市場規模がどのくらいあり獲得できると想定していますか

  • Q8

    APPBOXについて3年後200社導入が実現した場合の収益貢献のイメージを教えてください

  • Q9

    従業員数の減少は影響がないと考えてよいでしょうか

  • Q10

    最後に個人投資家に向けてメッセージをお願いします

今回の決算発表のポイントを教えてください

フィンテック事業のデジタル地域通貨プラットフォームMoneyEasyプレミアム商品券事業や観光消費支援事業などアフターコロナにおける経済支援策として導入が進み大幅増収増益となりました OMO事業オフラインマーケティング関連が減収となったこともあり通期売上高は前年同水準となりましたが営業利益では前年同期比+10.7%増となり過去最高益を更新しました

粗利が改善した外注費が想定よりも低減された背景を教えてください

2023210日の業績修正予想公表時においては当社の業績が下期偏重傾向にあることから外注費を保守的に見積っていたこともあり結果として外注費が想定よりも低減された形での着地となりました

オンラインマーケティングの売上高が伸びている理由を教えてください

オンラインマーケティング関連は企業のDX推進強化やデジタル投資の拡大を背景にスマートフォンアプリ開発やアプリマーケティングを中心とした案件需要が堅調に推移している状況が続いていることから売上が伸長しました

フィンテック事業の売上構成比が伸びると原価率が低くなるとのことですがどの程度違いがありますか

アプリ開発など開発体制の維持や案件に応じた開発人件費などが発生するOMO事業に対してフィンテック事業はプラットフォームビジネスということもあり導入にあたっての初期的な原価は発生しますが相対的に原価率は低い傾向にあります

オフラインマーケティングで行われている利益率改善の取組みがどのようなものか教えてください

オフラインマーケティング関連では内製化を進めることで利益率改善を図っています

MoneyEasyの引き合いは今期も変わらず多そうですかどの程度続くと見ていますか

20233月期はプレミアム商品券事業や観光消費支援事業などアフターコロナにおける経済支援策としての導入も進みましたこのような経済支援策の後でも地域における決済インフラとして行政DXなどに活用いただけるようにフィンテック事業では取組んでいます

OMO事業は成長投資を拡大とありますがこの領域の市場規模がどのくらいあり獲得できると想定していますか

関連市場の規模はアプリ開発+OMOマーケティングでは約1,551億円オンラインマーケティング+リテールテックまで視野を拡げると約9,816億円規模と試算していますこの中で当社の20233月期の連結売上高は54.1億円ですので顧客基盤の拡大余地はまだまだあるものと考えています

APPBOXについて3年後200社導入が実現した場合の収益貢献のイメージを教えてください

具体的な数値の開示は差し控えさせていただきますがAPPBOXからの収益貢献に加えアプリ開発における原価削減効果も見込んでいます

従業員数の減少は影響がないと考えてよいでしょうか

Q4は年度末ということもあり人の入れ替わりの多いタイミングであることから一時的な減少と認識しておりますので特段影響はありません

最後に個人投資家に向けてメッセージをお願いします

21/3期に公表しました中期的な目標である26/3期売上高133億円の目標は変更せず引き続き目指してまいりますその為の取組みとして24/3期は新プロダクトAPPBOXの市場浸透フィンテック事業の収益基盤の確立OMO事業フィンテック事業に続く第三の柱となる新規事業の創出を推進してまいりますので応援の程よろしくお願いいたします

情報提供:株式会社アイリッジ
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

実際にIR担当者にインタビューを行うことでメイン事業となるOMO事業のオンラインマーケティング関連フィンテック事業の成長の理由や過去最高益を更新した要因など詳しく知ることができました新プロダクトAPPBOXの成長が中期的な目標に対しての取組みとして重要となる思われるので来期以降の決算も見逃せません

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