本日はよろしくお願いします。
ティッカーくん
よろしくお願いします。
QoQにて2四半期連続で増収となった要因など、詳しくお聞かせください。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
推定IRRを3年間で算出されている理由を教えてください。また広告宣伝費の投下がどのくらいで効果が出るのか教えてください。
Q3
その他セグメントの業績に貢献しているSmarpriseについて教えてください。
Q4
ゲームエイトはQ4以降落ち着いていく想定とありますが、Q3伸び分が剥落するイメージでしょうか。それとも緩やかに減少していくイメージでしょうか。
Q5
「動画AI要約記事」β版提供について、効果と手ごたえについて教えてください。
Q6
アドネットワークはimp、CPM共に低下していますが、前回決算以降変わった環境などありましたら教えてください。
Q7
今回LP出資を決めたBlume Venturesについてどのような特徴があるのか教えてください。またSVB破綻などの影響はありましたか。
Q8
YOU INがローンチ後2年を迎えようとしていますが、改めてコンセプトや向かう方向性など教えて頂けますか。
Q9
投資家へのメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
今回はQoQにて増収の結果となりました。増収の要因としてはゲームエイトが大幅に増収増益であったことが挙げられます。 GunosyAds全体はQoQにて減収も、グノシーはQoQにて5.2%の増収であり、広告宣伝投資の再開とアルゴリズム等の改善の成果が着実に現れていると感じております。 グノシーはQ3を通してKPIが安定した推移を見せています。Q4では足元のニュース要因等も追い風となり、継続率が上昇しているため、ユーザー数は増加傾向となっています。 ゲームエイトは新規大型ゲームタイトルがリリースされた影響もあり、四半期単体で過去最高売上高を達成できましたが、Q4は落ち着くと考えております。 sliceはAUMの減少が底打ちとなり、1月以降再成長となっています。
推定IRRを3年間で算出されている理由を教えてください。また広告宣伝費の投下がどのくらいで効果が出るのか教えてください。
当社のビジネスモデルにおける投資回収期間の考慮と、他の投資機会とも比較検討が可能な期間として、3年という基準を設けております。 広告宣伝投資効果については、足元数値に対する影響と中長期的な数値に対する影響の2つの観点がございます。 足元数値に対しては、広告宣伝投資増加によって新規ユーザーが流入し、収益性が向上することで業績に好影響を及ぼします。中長期的な数値への影響としては、流入してきた新規ユーザーがアプリに定着することにより、全体のアクティブユーザー数が徐々に積み上がっていき、結果として来期以降の業績数値に影響を及ぼすものとなります。
その他セグメントの業績に貢献しているSmarpriseについて教えてください。
Smarprise社は、2019年12月にゲームエイト社からのM&AによってGunosyグループの一員となりました。 同社では、主にゲームやアニメ等のエンタメコンテンツに関連する事業を手がけており、公式グッズ・公式ライセンス商品専門サービス「colleize(コレイズ)」や、サブスクリプション型グッズ提供サービス「SURPRISE BOX(サプライズボックス)」等の事業を展開しております。 足元では、2021年7月より提供を開始した「colleize」の累計決済数が10万決済を突破(2023年1月10日時点)と順調に成長を続けており、こちらの成長が、Gunosyグループのその他セグメントの業績を牽引しております。
ゲームエイトはQ4以降落ち着いていく想定とありますが、Q3伸び分が剥落するイメージでしょうか。それとも緩やかに減少していくイメージでしょうか。
Q3の大型タイトル影響による伸び分が落ち着いていくイメージとなります。一般論としてゲームタイトルの攻略需要はリリースやアップデートの日から次第に落ち着いていく傾向にあり、Q3の伸びについても緩やかに減少していくと見ています。
「動画AI要約記事」β版提供について、効果と手ごたえについて教えてください。
最新の技術を使った取り組みになりますので、ユーザー様に限らず興味関心のお声を頂いたりもしています。効果の点については、当該リリース単品でなにかが劇的に変わる、というものではないと思いますが、新技術を活用したトライはどんどん増やしていき、ユーザー様のみならずメディアパートナー様にとっても価値あるサービスの提供を目指していきたいと思っております。
アドネットワークはimp、CPM共に低下していますが、前回決算以降変わった環境などありましたら教えてください。
前回決算以降から環境等含めて大きく変わった点はなく、広告主への営業強化やGunosy Adsとのクロスセルのための社内連携などを実施しているものの、低調推移が続いている状況です。 足元では、Gunosy Adsとのクロスセルの発生も見られ始めているため、Q4以降も、広告効果のマッチする案件の獲得とクロスセル強化による収益性(CPM)の改善に努めていきます。
今回LP出資を決めたBlume Venturesについてどのような特徴があるのか教えてください。またSVB破綻などの影響はありましたか。
今回LP出資を実施したBlume Ventures Fund Ⅳは、インドのスタートアップエコシステムをリードする、インドを代表する国内VCである「Blume Ventures」が組成したLPファンドとなります。 Gunosy Capitalでは、Blume Venturesと長期にわたり協働しており、今回のLP出資により、同社との連携をより強固にしていきたいと考えております。 今回の出資および当社の投資ポートフォリオにおいて、SVB破綻の影響については、現時点では直接的には受けていない認識でおりますが、マクロ環境を注意深くウォッチしながら今後の投資活動を行っていく方針です。
YOU INがローンチ後2年を迎えようとしていますが、改めてコンセプトや向かう方向性など教えて頂けますか。
引き続き、変化の激しい時代背景や昨今のコロナ禍の影響で変化する情報の受け取り手の環境やライフスタイルに寄り添うことを目的として事業を展開して参ります。 直近では、YOU INのギフト需要の高さを活かしたオフライン販路の開拓のほか、ホテルや旅館との提携強化や、卸販売・委託販売等の提携先の拡大も進めており、様々な販路を通じてユーザーとの接点が増加しております。
投資家へのメッセージをお願いします。
2023年5月期第3四半期は、概ね計画通りに業績進捗した四半期であったと感じております。グノシーについては増収トレンドへの転換を進めることができており、また、ゲームエイトについても大型タイトルのリリースにあわせてしっかりと利益を出すことができました。また、9月以降AUM減少となっていたsliceについても、新プロダクトへの移行月である12月をボトムに、1月以降はAUMが再成長しております。Q4については、開示どおりグノシーへの投資は継続をし、増収トレンドの継続を目指すと共に、各種KPIの改善を進めていくことで、短期P/Lの改善または投資増額による中長期利益の最大化を目指して参ります。sliceについても開示できる情報はしっかりとお伝えをしていきたいと思っております。 今後も「情報を世界中の人に最適に届ける」をミッションに、メディア事業、ゲームエイトグループ、投資事業の3つの事業で、中長期の成長を目指して参りたいと思います。
情報提供:株式会社Gunosy
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