- 本日はよろしくお願いします。順調な決算でしたね。 - ティッカーくん
- 計画比では順調に推移しています。 - IR担当者
- 決算内容以外にも詳しく教えてください。 - ティッカーくん
- はい、よろしくお願いします。 - IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
- Q1 - 今回の決算のポイントを教えてください。 
- Q2 - KPIの推移は満足できる結果? 
- Q3 - 広告宣伝費の考え方について教えてください。 
- Q4 - 新ライセンス体系の進捗は? 
- Q5 - 御社にとっての競合環境や優位性を教えてください。 
- Q6 - 最近の採用環境についての見解は? 
- Q7 - 企業数の増加に対してユーザー数の伸びがついてきていないように見えますが、どのように考えている? 
- Q8 - コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが、社内の雰囲気など変化は? 
- Q9 - なにか個人投資家に伝えたいポイントは? 
今回の決算のポイントを教えてください。
財務面では前期比、及び計画比で順調に推移しているところです。 しかし、契約企業数の増加が少し緩やかなスタートになってしまっており、採用活動をしっかりおこなっているものの従業員数が前期末から1人減になってしまいまいした。
KPIの推移は満足できる結果?
緩やかなスタートで2022年9月期がスタートしたなと考えています。この要因としては新規案件のクロージングについて、主に人員数の影響があり遅れてしまったのがこの四半期の状況です。KPIの数字として緩やかな伸びとなってしまっているので、我々としてはもう少し伸ばしていきたいと思っているところです。

広告宣伝費の考え方について教えてください。
広告宣伝費については、SaaS事業ではよくLTV/CACで3倍までという指標を考えますが、我々の場合、チャーンレート(解約率)が低く、売上総利益率が80%以上と高いので、LTVが高く算出されてしまうため、この指標が十分に意味のあるものにはならないと考えています。なので、一つの目標として、広告宣伝費と同額以上のARRを将来的に獲得していくことをおいています。 今後の成長に向けて、ブランド認知度をまだまだ上げていかねばならないと考えており、広告宣伝活動は今後も必要になると考えています。また、新機能の発表をするようなタイミングでは、イベントなどを行うことにより新機能を理解いただけるよう活動も行なっていければと考えています。 なお、広告宣伝費は投下した期にすぐに結果として反映されるものではないので、長期目線で考える必要があると思っています。

新ライセンス体系の進捗は?
10月から販売を開始していますが、受注してからリードタイムが2~3ヵ月あるので、Q1の財務数値に対する貢献はあまりない状態です。しかし、既存顧客も含めた引き合いは良い状況で、今後しっかりと財務数値に繋げていきたいと思います。 新規顧客は新ライセンスプランが適用されるので単価向上への貢献はありますが、宣伝したものがすぐに反映されるわけではないので緩やかに今期のARR成長に貢献していくイメージでいます。
御社にとっての競合環境や優位性を教えてください。
国内海外でもIDaaSを提供されているところは複数社あります。我々の競争優位性はIDaaSを基軸に、メール関連のセキュリティサービスなど、SaaSを導入していく上で必要となるサービスをワンストップで提供しているところだと考えています。
最近の採用環境についての見解は?
冒頭のポイントでも挙げましたが、IT業界の人材獲得競争は激化している印象はあります。採用強化はもちろんですが、引き抜かれるリスクもありますのでリテンションも強化しています。
企業数の増加に対してユーザー数の伸びがついてきていないように見えますが、どのように考えている?
特にトレンドが変わったということはないと考えています。我々がターゲットとしているのが300人から5,000人までの従業員数を抱える企業です。注力しているのは契約企業数とARPUの2軸で、ユーザー数はコントロールできないので付随してついてくる程度の認識でいます。

コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが、社内の雰囲気など変化は?
良い面は、リモートワークの難しく感じていたチームでの仕事や教育面について、現在効率的にできるようになっていることです。 一方で、対面でのコミュニケーションの重要性を強く感じており、現在の環境で、如何に会社としての一体感を保っていくかについては、課題だと認識しています。
なにか個人投資家に伝えたいポイントは?
業績面など長期目線で見ていただきたいと思っています。 HENNGEはBtoB向けSaaS事業を展開している会社であり、社名からもサービスを連想しづらいため、個人投資家の皆様には少し馴染みが薄いかもしれませんが、ぜひ知っていただきたいと思います。
情報提供:HENNGE株式会社
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